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鬼影
作詞:Hiromu Akita作曲:Hiromu Akita
ハグロトンボ
べこもち
夏の日盛りに物憂い午后の木陰に馴染むサティのジムノペディ。夢見心地にハグロトンボは漆黒の翅をはためかせ浮遊感を楽しむよう。 ねむの木が天蓋を成す木陰の浅瀬を優雅に揺蕩うハグロトンボの腹は宇曽利湖をひとくぐりさせたようなラピスラズリのように美しい。 音をひとつひとつ吸い込み、そこだけに無音の別空間を生み出して一種の眩惑を誘う。それはさながら小さな小さなゴースト。 忘却の彼方に葬ったはずのゴーストは時空を超え、現在と過去を往還する。 自らの羽音すらかくし、まどろみ身を潜めていた過去から意識の表層に浮上しては群れをなして戻ってくる。 また、自分にとってのゴーストとは自分のために目を光らせてくれる相聞の関係にある同居人というかたちで立ち現れた自分自身でもあると。 ハグロトンボは神様トンボとも呼ばれるらしい。ジムノペディの由来は神(アボロンやバッカス)讃える祭典とか。神様繋がりでなんとなくしっくりときた。神様とは折り合いの悪いわいがそう思うのもなんですが… 余談ですが「描く汚いと綺麗」というフレーズにマクベスの3人の魔女のセリフ「きれいは汚い、汚いはきれい」を想起し相反する暗示に富むフレーズだと思索にとらわれてしまうのです。
我最喜歡的歌曲
よぼよぼ雑種犬
最後の"誰の指図も〜"からの盛り上がり方が本当に好きです。歌詞がぶっ刺さって仕事で疲れて帰る途中の電車の中で泣きました… なんて優しい歌詞なんでしょう…
良かったことを数えていきたい
熊貓
「朝日射す部屋で包まって」と言う歌詞は、朝日や今日が冷たい恐怖の対象では無く、心温かく笑う為の対象として或るのだと思えて嬉しくなります。 「幽霊」をフルレングスの曲にして再リリースして欲しいと思っていたので、夢の一つが叶った様な気持ちにもなりました。
一生忘れたくない曲
湊太
この曲のおかげで、私が弱みを見せたときにどこからともなく現れては私の首を絞める背後霊に、「黙ってろ」と言うことができました。私の背後霊は未だ現れますし、乗っ取られてしまうこともありますが、小学生の頃から過去が最大の敵であった私にとって、背負っていた荷物が軽くなった気がします。この曲には本当に感謝しかないです。まだ一生の半分の半分も生きていないであろう私は、これからもっと辛いことがたくさんあるのでしょうが、そんな時はこの曲を思い出して、「いや、これからが始まりだ」と、何度でも言うことができたらいいなと思います。
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鬼影
作詞:Hiromu Akita作曲:Hiromu Akita
ハグロトンボ
べこもち
夏の日盛りに物憂い午后の木陰に馴染むサティのジムノペディ。夢見心地にハグロトンボは漆黒の翅をはためかせ浮遊感を楽しむよう。
ねむの木が天蓋を成す木陰の浅瀬を優雅に揺蕩うハグロトンボの腹は宇曽利湖をひとくぐりさせたようなラピスラズリのように美しい。
音をひとつひとつ吸い込み、そこだけに無音の別空間を生み出して一種の眩惑を誘う。それはさながら小さな小さなゴースト。
忘却の彼方に葬ったはずのゴーストは時空を超え、現在と過去を往還する。
自らの羽音すらかくし、まどろみ身を潜めていた過去から意識の表層に浮上しては群れをなして戻ってくる。
また、自分にとってのゴーストとは自分のために目を光らせてくれる相聞の関係にある同居人というかたちで立ち現れた自分自身でもあると。
ハグロトンボは神様トンボとも呼ばれるらしい。ジムノペディの由来は神(アボロンやバッカス)讃える祭典とか。神様繋がりでなんとなくしっくりときた。神様とは折り合いの悪いわいがそう思うのもなんですが…
余談ですが「描く汚いと綺麗」というフレーズにマクベスの3人の魔女のセリフ「きれいは汚い、汚いはきれい」を想起し相反する暗示に富むフレーズだと思索にとらわれてしまうのです。
我最喜歡的歌曲
よぼよぼ雑種犬
最後の"誰の指図も〜"からの盛り上がり方が本当に好きです。歌詞がぶっ刺さって仕事で疲れて帰る途中の電車の中で泣きました…
なんて優しい歌詞なんでしょう…
良かったことを数えていきたい
熊貓
「朝日射す部屋で包まって」と言う歌詞は、朝日や今日が冷たい恐怖の対象では無く、心温かく笑う為の対象として或るのだと思えて嬉しくなります。
「幽霊」をフルレングスの曲にして再リリースして欲しいと思っていたので、夢の一つが叶った様な気持ちにもなりました。
一生忘れたくない曲
湊太
この曲のおかげで、私が弱みを見せたときにどこからともなく現れては私の首を絞める背後霊に、「黙ってろ」と言うことができました。私の背後霊は未だ現れますし、乗っ取られてしまうこともありますが、小学生の頃から過去が最大の敵であった私にとって、背負っていた荷物が軽くなった気がします。この曲には本当に感謝しかないです。まだ一生の半分の半分も生きていないであろう私は、これからもっと辛いことがたくさんあるのでしょうが、そんな時はこの曲を思い出して、「いや、これからが始まりだ」と、何度でも言うことができたらいいなと思います。
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