• このろくでもない

  べこもち

  秋田さん自身が東北ということからも連想させて、遠い昔から阿倍比羅夫や坂上田村麻呂などに支配され奪われ続けてきた歴史、それからのアイヌ、琉球。さらにその後の大戦、そして今に至る世界情勢にまで。大きな時間軸の中の一部となって自分達もこのろくでもない世界に生きてるという事実に気が遠くなる思いだ。

• 明日も息をして生きるんだ。

  NEMO

  くだらない事で悩んでる人も、とても辛いことで悩んでる人も、心配してるふりをしてる人も、そこら辺で寝てる人も、承認欲求に駆られてる下らない僕も地球からしたらちっぽけな小さなチリのような何か。つじつま合わせに生まれた僕らだからせめて最後までなにかを愛せたらな。夢中になれる何かあればいいな。幸せに死んで行けたらいいな。

• あの日道路でお菓子をうっていた少年

  アニコトフ・ヴァルツ

  昔、アジアのとある国で渋滞している道路で車の間をすり抜けて窓を叩きお菓子を売っていた少年を、この曲を聞く度に思い出します。この車の窓を隔てたこちら側とあちら側で何が違っていたのだろうと。
  その時、私はまだ幼かったので何もできませんでした。今も自分が生きることで精一杯で、何もできていません。
  そして、そんなことを知らずに人生の楽しみを謳歌している人たちに理不尽な憤りを感じてしまいます。
  つじつま合わせに生まれた僕等では、私の知らないとき、場所で踏みにじられた命のことが歌われています。
  誰かが同じことを感じて、歌になり、ぽつぽつと共感する人がいて。それだけで、少しだけ救われた気持ちになれた気がします。

• 初めての曲

  かめれおん

  この曲が僕がamazarashiの楽曲で初めて聞いた曲でした。とても辛い出来事があって逃避のように聞いた音楽がこの、「つじつま合わせに生まれた僕等」。そこから自分の心境も相まってかamazarashiにハマっていきました。決してこの曲とその時の心境が重なっている訳では無いけど、この曲とその時の思い出はしっかり繋がっています。
  歌の内容に対してのコメントではなく、ただの思い出話になってしまい、すいません。これからもamazarashiを聞いて生きたいと思います。

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