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作詞:秋田ひろむ 作曲:秋田ひろむ

あれから色々あったけど こちらは変わらずにいます いつも手紙感謝します
少なくともあなたは1です 僕にとってあなたは1です
窓越し木々からまだらな陽光 季節はほとほとせっかちで 酷く焦ってしまうもので
時間は平等と言いますが 平等ほど残酷なものはないですね

世界に望み託す人には 世界は薄情に見えるものです
どうだっていいか

ほんとのとこ後悔ばっかりで 今日も眠れない夜が来て
悔やんでも悔やみきれず 成仏できない想いが
真っ黒な夜に成りすまし 真っ黒に塗りつぶす空に
一粒の星明りだって 見当たらない街の底で

それでもしがみ付く光を 生きていく為の言い訳を
死んではいけない理由を 悲しむ家族の顔とか
掴みたかった憧れとか 希望と呼べる微かなもの
見つかりますように 見つかりますように

悲観とは未来にするもので そう考えると悲観してるだけましだと思いませんか
「どうにかなるさ」という言葉は 他人ではなく自分に使うものです

他人に期待する人には 他人は無情に見えるものです
勝手にしてくれ

季節外れの海水浴場にて 寄せては返す過去と未来
出会いと別れ、光と陰 そんなものと遠く離れて
ただ息をしてたいだけなのに 涙がこぼれそうになって
もう無理かもなって もう無理かもなって

それでも逃げ出せない因果を かつての嘲笑も罵倒も
後ろ指差されたこととか 全部帳消しにできるもの 
嵐でも折れない旗の様に 絶対的に誇れるものが 
見つかりますように 見つかりますように

友達も学校も 家族も社会も 恋人も 世界との繋がりが煩わしかった
僕らを縛り付けていた無数の糸は 繋ぎ止める為のものだった この世界へと

きっと0か1でしかなくて その間に海原が広がり
泳ぎきれずに藻掻いている 生きたがりの亡霊たちが
凍える心に声も無く 消えたい願いすら叶わず
死にたいなんてうそぶいたって 対岸の灯が眩しくて

それでも逃げ込める居場所を あなたを呼び止める声を
もうここで死んだっていいって 心底思える夜とか
報われた日の朝とか あなたにとっての1が
見つかりますように 見つかりますように

「どうにかなるさ」って言える あなたにとっての1が
見つかりますように 見つかりますように

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