OK
チ。 ✕ amazarashi 人が生きる意味を問い続ける二人のクリエイターによる往復書簡プロジェクト『共通言語』がスタート
2022.03.23
累計200万部を突破する『ビッグコミックスピリッツ』で連載中の人気漫画「チ。」との往復書簡プロジェクト「共通言語」をスタートすること が決定しました。
「チ。」は、地動説をテーマに、自分の命よりも大切なものとして、知性や真理を探求した人間たちの生き様を通じて、読者に命の価値や意味を問う作品。漫画家 魚豊先生がamazarashi のファンであることがきっかけでスタートしたこのプロジェクトは、ロックとマンガという異なる表現でありながら、それぞれに現代社会の苦悩や、無情や挫折や絶望、そしてその先にある希望を描いてきた二人のクリエイターが、お互いの最新作の発表に際して、新たな作品の発表を介して会話し合うという試みとなります。
第一弾は、魚豊先生から、amazarashiへ。アルバム「七号線ロストボーイズ」収録楽曲の「1.0」に着想を得たイラストを描き下ろされています。このオリジナルイラストは、本日より、特設サイトにて公開。
チ。 ✕ amazarashi
往復書簡プロジェクト『共通言語』特設サイト
https://www.amazarashi.com/kyoutsuugengo/
さらに、その魚豊先生が描き下ろしたイラストをモチーフに制作された「1.0」のMVが、「チ。」のコミック第7巻が発売される3月30日にプレミア公開されます。また、同日には「1.0」の先行配信も開始され、本日3月23日22時より放送のJ-WAVE(81.3FM)"SONAR MUSIC"内にて新曲「1.0」の初オンエアとなります。
今後は、第二弾として、amazarashiから「チ。」へ作品を贈る。「チ。」をテーマに秋田ひろむが新曲を書き下ろし、「チ。」の最終第8巻の発売日である6月30日に公開予定。二人のクリエイターがお互いをインスパイアし合いながら新たな作品を生み出していくトリビュートプロジェクト『共通言語』に引き続きご期待ください。
【コラボに寄せての両者のコメント】
amazarashi秋田ひろむ
『チ。』を読んで打ちのめされて、僕はしばらく落ち込みました。同時に大きな勇気をもらいました。
この作品自体と、登場人物たちの信念と覚悟に気圧され、「ここまでやれる」というゴールラインを遥か彼方に引かれてしまった気持ちです。
時間と情熱の堆積のようなこの作品に、僕らの曲は蛇足かもしれませんが、気持ちを込めて一曲書き下ろしさせてもらいます。
魚豊さん、amazarashiとコラボしてくれてありがとうございます。
魚豊
敬愛するamazarashiさんとコラボレーションの機会頂き大変光栄です。
氏のメロディとアフォリズムには、そこにしかない手触りと重みがあり、
それらが演出する鋭利な緊張感は、練磨を重ね、新曲においては、確かな包容力へと変換され出力されていました。
"amazarashi"の音楽に共通して宿る、静謐な信念と、多弁な情報量を、少しでも模倣できればとイラストを描かせて頂いた次第です。
それでは私はいちファンに戻り、今後とも作品を拝聴させて頂きます。
amazarashiを聴く事がきっと、私にとって(勿論、他のリスナーの方々にとっても)0から1への大海原を泳ぐ為の酸素になる筈でしょうから。