• 令和六年に歌われた『令和二年』

  とむおか

  今日、東京ガーデンシアターにて「騒々しい無人」の千秋楽に行ってきた。
  
  アコースティックツアーというので、「雨天決行」のようなのを想像していたが、後半から豊川さんのコーラスとピアノに限らず、コントラバス、カホンなど加わりバンドに。
  
  いや、確かにアコースティックだけど。
  
  だいぶ編成早いなと。ギター1本でのストロークテクニックと力強い秋田さんの歌声で十分だしむしろそれが今回のLIVEの醍醐味だろと。
  
  ただ、豊川さんのピアノに始まるこの曲が今回のオリジナル編成によってCDの完全再現で流れた瞬間に「あぁ、これで正しかったんだな」と思った。
  
  ライブ前、たまたまこの曲を聴いた。「令和六年に『れーわにねんっ♪』なんて歌わないだろう」なんて笑っていたが、そうじゃない。
  年月が経つにつれてこそ、そのタイトルと『今』の距離を感じながら私たちを『令和二年』に連れていってくれる。LIVEを経てこれは、そんな曲だと思った。

• 護符

  べこもち

  東日本大震災、パンデミックを経て…
  
  今、自分が生きながらえているのはamazarashiと寄り添ってくれているパートナーが身を守る護符のような存在となっているからだと。どれだけ助けられたか…
  　
  後顧の憂えなく過ごしたいが不乙に終わった夢や喪失の数々。そして何かしらの経路を辿ってたどり着いた先に見えたamazarashi。苦しみを微に入り細を穿った楽曲の数々が損なったものを埋めてくれた。
  
  20年以上共に暮らすパートナーもまたしかり。
  柳に雪折れ無しといった人で。日々を何ら思うことも無い体で飄々として毎朝仕事へ出る。自分自身の我意我執に心底うんざりしているのだけど、もういい加減に大事にすべきものがわかってきた。
  
  これ以上何を望み願う事があろうかと…
  

• 約束したこと

  おでん

  最初歌詞の意味わからんくて
  教えてもらってああそうなんか！って
  すごく思ってた事言葉にしてくれてて
  この曲がより好きになった。
  
  やさしくしようね
  くすりになるほうをずっと選び続けようねって
  令和二年なんかに負けんとこねって
  約束したのに破ってごめんね
  
  くやしいな...

• 令和2年

  まる。

  多分これから先
  何年経ってもこの令和2年の事は忘れないと思います。
  無念で やるせない 令和2年を思い返すと
  不自由で寂しい事ばかりでしたが
  この歌がこの時代に共に寄り添ってくれた事
  私はとても心強く思いました。令和2年という歌を
  作って下さってありがとうございました。

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