• ラブソング

  sunny

  今回のアルバムも名曲ばかりで全部大好きですが、特に好きな曲のひとつです。
  「とてーーー！」がすっごく好きです。
  
  実在する幼子のことを描いたのか、ご自身が内包する子供を描いたのか、はたまたラブソングか…と聴くたびに夢想します。添えられた詩とライナーノーツを何度か読んで、様々な要素を孕んだラブソングなのかな…と。
  勝手な感想です。

• 幼い頃の自分に伝えたかったこと

  空木

  最初に聴いた時、幼い頃過ごした夏を思い出しました。
  夜、草の上に寝転がって見上げた星空とか。
  真っ青な空にもこもこ湧き上がる入道雲とか。
  田んぼを覗き込んで小さい生き物を探したこととか。
  Tシャツ単パンで川に飛び込んで、透き通った水の中でスイスイ泳ぐ魚を見たこととか。
  日が暮れるまで遊んで、緑の田んぼが薄くオレンジに光るのとか。
  暑いのでは昔からあまり好きじゃなかった記憶があるけど、夏の景色は大好きだったな。
  ただそうやって遊んでりゃよかった子供の時代は短くて、どうやら私が人より少々劣った人間であると自覚してからは、息苦しい生活が続きました。
  amazarashiに出会ってから、そういう鬱屈した思いも受け入れて、自分を馬鹿にした奴らをクソったれと言って生きることも覚えたけど、この曲は、amazarashiに出会う前の、どうしようもなく泣くしかできなかった自分に聴かせてあげたい曲でした。
  自分自身をどうか憎まないで、失望しないで。
  あなたはまだほんのちょっとしか生きてない。両の指で足りる分しか。
  大人になれば、狭かった世界がもっと広がる。スノードームの外の世界は、結構楽しいよ。
  そう言ってやりたい。

• ライブで泣いた，子供に言いたかった言葉

  みーたそ

  昨日ライブできいて涙がとまらなかった。10年amazarashiをきいてここまで生きてきた私、人生観にamazarashiが染み付いている。
  秋田さんにどうしても伝えたい。あなたのおかげで生きながらえて、私は親になることができた。でも，子供と接する中でどうしても暗い過去が邪魔をして親になりきれない時がある。子供へのまなざしをどう設定していいかわからないときがある。優しいってのは弱いってことだとか、悪いことが強いみたいな不条理を伝えなきゃいけないとおもっていた。でも秋田さんがこの曲をかいてくれたから、矛盾しないって子供に伝えられる気がする。秋田さん、10年前引きこもってた私はお母さんやってるよ。砂をにぎって鍵をかけて戦っていた私と地続きです。子育てがんばります！

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