• 叫喚

  べこもち

  燃えろ　燃えろ　全部燃えろ…　怒火を吹き煽るように歌い上げる叫喚。
  
  正気と自失寸前、狂気との狭間にあって、処々に散見される「それでも…」に本然の意志が込められ、「僕が僕であることあることを許されるみいだ」そこへ俄に希望のようなものを覚えた。
  
  叙事詩というよりもひとつのショートムービーを見終わった位の情景の残像。この主人公の人生行路の行く末を色々と想像した。
  
  

• 斬新な応援歌

  くろみつ

  途中、放火魔の心理を紐解いているような場面がただひたすら頭に残って最初こそやや歪んだ印象だったが、聴いているうちにこれは激動の世の中を生きている私たち1人1人の姿を写す鏡であり、またそのような私たちを鼓舞する曲だと気付いた。
  宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を逆手に取ったある種オマージュのようなリフレインもおしゃれだなぁと感嘆するばかり。
  新しい自分に出逢うために魂を燃やし続ける大切さを、秋田さんならではの切り口で教えてくれている気がしました。

• 顔を上げたい時のテーマソング

  シモカズ

  仕事が行き詰まってどうしようもない時
  一人、車の中でこの歌を歌い続けました。
  
  「ナイフを持つ前にダザイを読め！！」
  というキャッチフレーズがあったけれど
  「マッチを擦る前にamazarashiを聴け！！」
  
  やぶれかぶれの時に
  なけなしの闘志がじわっと出ます。
  

• 救い

  狐面

  4ヶ月くらい、ニートをしてた時期がある。
  就活も上手くいかねぇし、親は五月蝿いし。
  友達と呼べる人間なんて居なかったし、家から出るのも億劫だった。
  キッチンからこっそり持ち出したマッチを1日1本ずつ擦っては消してた。
  ネットで繋がったニート仲間や、話のわかってくれるおっさん達に
  いつか死のう、いつか火を点けてやろう。
  そんな話を心の底から本気でしてた。
  
  そんな時に、初めてこの曲を聞いた。
  amazarashiとの出会いの曲ではなかったけれど
  マッチを擦る手が止まった。
  完全にシンクロしてたから。
  
  聞き終わって、マッチを擦って小さいけどコレが俺の魂だと思ったら
  なんかホッとした。
  
  作り話じゃないんだ。マジなんだよ。
  あんまり信じてもらえないけどさ。

• 知る切っ掛けの曲

  埼玉ひろむ

  約3年前、バイトの先輩から、「多分好きだと思う。」って教えてもらって、あまり人から教えてもらった物は素直に良いと思いたくない捻じ曲がった奴だったので、最初は安直な感想しかなかったけど、気が付けばリピート再生しまくってました。
  amazarashiに出会えた切っ掛けの曲です。
  これからも応援していきます。

• およよ。

  しのびぼーい

  ここ1年前くらいから、何かしらの衝動で放火する人の気持ちが、分かるようになった。
  それが自分にとってどういう事かはさておき、先日のライブでこの曲を聴いた時は、本当にたまらなかった。思わず拳を振り上げそうになった。
  
  
  燃えろ燃えろ。全部燃えろ。
  
  消すな。そいつは俺の魂だ。

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