• 救い

  まぐち

  毎日通勤で聴いています。
  
  電車の中でふいに周囲を見渡すと、皆スマホに目を落とし何かを必死で探しています。
  
  そんな光景を目の当たりにすると、自分の方が心に余裕があるような変な感覚に陥ります。
  
  私と同じで、amazarashiさんを聴いて今日も頑張って起き上がってきた方がこの中にもいるんだろうなと思いながら仕事に向かいます。
  
  特に黎明期には朝から背中を押してもらっています。
  本当に救われています。
  いつも素敵な音楽をありがとうございます。
  

• 鳥たち

  베코모치

  ライブで訪れた先のホテルの一室から見下ろす、夜明け前の街並み。
  高層ビルが昏睡に陥っている。藍碧たる水底のダムに沈んでしまったようだ。
  無名戦士の墓地を思わせる。ホテルの館内の静寂は深閑として墳墓のようでもある。
  人工の荒廃の未来を暗示する影をビルとビルの間に孕んで…
  千古を通じて、恰もそこにあったかのように鳥たちがひとしきり鳴きたて飛び交う。
  落涙するような雨のなかでも吹きすさぶ雪のなかでも、ものともせず鳴く。
  生き延び黎明を迎えられた無垢の歓びに溢れ互いに呼び交わしているのか。
  
  「ここだよ　ここだよ」
  
  ライブの余韻が朝陽を伴い、全身に降り注いだ。疼きを引き連れてわななくような思いに襲われ、こみ上げてくるものがあった。感涙にむせび泣きそうになるのをぐっと堪えた。
  夜の裂け目から昧爽の気配でにわかに騒がしい囀りが聴こえた。
  

• よすが

  공조

  それをよすがにして
  あれ？もしかしたらこれは青エクの候補に挙がってた曲だったのかなと思いはじめたら、そうとしか思えなくなってきて。
  ちなみに僕は獅郎推し。とにかく獅郎かっけぇ。
  

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