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小市民イーア
作詞:秋田ひろむ 作曲:秋田ひろむ
一介の小市民として
べこもち
ディストピアとプロレタリアの両要素の物語のテーマには抑圧される小市民を処々、描くことがある。この曲にも両要素の側面を併せ持つ印象を受けた。 いつの時代にも利潤と権力をすべての信条とする権力者(政界、財界など)達は来たるべき終末の萌芽をそなえている危機には希薄な関心しか示さない。 その陰で小市民は権力の行使に踏みならされ無益に酷使され続けている。かくも厳しい困苦の渦中にあっては欺瞞や虚構の惑わしの世界を知覚する力が鈍ってしまう。 自分はマルキストではないが右派、左派、カルト、ひとたびその中に身を投じてしまえば集団思考に牛耳られ、互いの違いを捨てるよう促されるのでは?と警戒心が働いてしまう。 自分には生まれ持った資質として自分という属性しか存在しないという意識が優位を占めている。 それに対して個人主義、エゴイスト、自分勝手と正邪を問われる。 ポピュリズムに危惧するところの一端として群衆の欲するスケープゴートの対象にもなり得るかもしれない。 そうしたものへの嫌悪、拒絶を抱きながらも社会的紐帯の中で生きていく上で自我を保てるほどの強さが備わっているかと問われれば甚だ疑わしいのだが。 只々、一歩先んじないまでも人として対等になれる機会ぐらいは欲しいものだと思うことは虫が良すぎるだろうか。 孤独の中でしか成立しない自我も何ら干渉を受けず利他性が発現されたら、また違った価値観の世界で生きる心理を見出し得るのだろうかと想像する。 世をはかなむ一介の小市民として、この曲を聴きながらあれやこれや自らに問い思いを巡らしている。
痺れる
michel
個人的な思い出を想起させられたというはなしです。 ポストアポカリプスは知っていた。ちょうど少し前にも触れていたのに曲に気圧されて時間がかかってしまった。イントロや間奏の不協さ。あの人の好きな人から知ったことを失念していた。「守るために撃ち抜いたんだ」そう、いつだってそうだった。 ライブで聴けて嬉しかったです。 録画した映像を見返して改めて、ベース、ギター、キーボード(ライブではピアノ音とシンセの切替え?)のそれぞれ映えるアレンジであること、ドラムが炸裂していることを確認しました。 超かっこいい曲です。またいつかどこかで。
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小市民イーア
作詞:秋田ひろむ 作曲:秋田ひろむ
一介の小市民として
べこもち
ディストピアとプロレタリアの両要素の物語のテーマには抑圧される小市民を処々、描くことがある。この曲にも両要素の側面を併せ持つ印象を受けた。
いつの時代にも利潤と権力をすべての信条とする権力者(政界、財界など)達は来たるべき終末の萌芽をそなえている危機には希薄な関心しか示さない。
その陰で小市民は権力の行使に踏みならされ無益に酷使され続けている。かくも厳しい困苦の渦中にあっては欺瞞や虚構の惑わしの世界を知覚する力が鈍ってしまう。
自分はマルキストではないが右派、左派、カルト、ひとたびその中に身を投じてしまえば集団思考に牛耳られ、互いの違いを捨てるよう促されるのでは?と警戒心が働いてしまう。
自分には生まれ持った資質として自分という属性しか存在しないという意識が優位を占めている。
それに対して個人主義、エゴイスト、自分勝手と正邪を問われる。
ポピュリズムに危惧するところの一端として群衆の欲するスケープゴートの対象にもなり得るかもしれない。
そうしたものへの嫌悪、拒絶を抱きながらも社会的紐帯の中で生きていく上で自我を保てるほどの強さが備わっているかと問われれば甚だ疑わしいのだが。
只々、一歩先んじないまでも人として対等になれる機会ぐらいは欲しいものだと思うことは虫が良すぎるだろうか。
孤独の中でしか成立しない自我も何ら干渉を受けず利他性が発現されたら、また違った価値観の世界で生きる心理を見出し得るのだろうかと想像する。
世をはかなむ一介の小市民として、この曲を聴きながらあれやこれや自らに問い思いを巡らしている。
痺れる
michel
個人的な思い出を想起させられたというはなしです。
ポストアポカリプスは知っていた。ちょうど少し前にも触れていたのに曲に気圧されて時間がかかってしまった。イントロや間奏の不協さ。あの人の好きな人から知ったことを失念していた。「守るために撃ち抜いたんだ」そう、いつだってそうだった。
ライブで聴けて嬉しかったです。
録画した映像を見返して改めて、ベース、ギター、キーボード(ライブではピアノ音とシンセの切替え?)のそれぞれ映えるアレンジであること、ドラムが炸裂していることを確認しました。
超かっこいい曲です。またいつかどこかで。
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