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収容室
作詞:秋田ひろむ 作曲:秋田ひろむ
音楽を愛するということ
michel
複層的に絡まるモチーフのうちの一つと言うのがいいのかなと思いますが(解釈(意図)は一つではないのだろうという意味です)、支持してくれる(くれた)人への感謝と音楽への賛辞を感じます。 「あなたはたった一人」は、最初期にアポロジーズ、ここにいてくれたけどそれぞれの事情で今はいなくなってしまった人たち。アポロジーズでなくてもライブに来て支えてくれた彼ら。その一人一人。 「去りゆく背中に雨 ふいに別れ」はamazarashiのTシャツを着てamazarashiに背を向け去ってしまったというイメージが浮かびます。雨の情景とも重なります。 それは『ナモナキヒト』(名曲ですよね)という曲が、ライブの時に街でamazarashiのTシャツを着ている人を見かけたことからうまれた、とインタビューで言われていたような気がするので、そこからの連想があると思います。「名乗りもせずに」。私たちは名前があってないようなものですから。 これが正しいとは限らないのですが、かつての支持者にこの曲が届くといいなあと思ったりします。私(たち)も感謝しています。 「それらが孤独じゃないって 不幸じゃないって 教えてくれた あなたはどこにいたって 響き渡って 伝わる声 尋ねたあなたは誰 問うた名前 知る由もなく」 からの流れで ほどなく教わる あんたの名前は「音楽」 ここの意味(音楽への愛を感じます)と「音楽」の後のアレンジが好きでぐっときてしまいます。 「音楽」は、総称としての音楽であり、また、憧れ、追い求めてきた、そして聴き続けてきた先人(インタビュー他で名前を挙げているアーティスト)たちの築き上げてきた音楽へのリスペクトでもあるのでしょう。 「認めてくれたあなた 今でもまだ腐れ縁の連れ」 今ここにいるアポロジーズの私たち、アポロジーズでなくても支持してくれる全ての人たち、その個々人。 誠に勝手な解釈ではありますが、そんなふうに感じながら聴くとぐっときてしまって、優しい曲調(アレンジ全部大好きです)と相まってとても好きな曲です。
私なりの解釈
やっちん
彼とは、ひろむさん自身が抱えてきたココロの深い部分にあるもの。 あなたとは、ひろむさんが今日までに命を吹き込んで来た、数多の楽曲のこと。 ひろむさん、強いてはamazarashiの心の変化、歩みを表現した楽曲。 僭越ながら私なりの解釈です。 失礼致しました。
浄化
べこもち
自分の心という収容室での内省的なモノローグを擬人化した音楽という分身との対話を間接的な暗示において再現されている世界を描いていると。 その部屋で過ごした歳月の物語は後半に向かうにしたがって湧き上がる情感には毎度、心を揺さぶられる。 それは一定不変にも思えた密雲を貫き、ようやく現れた陽射しによって精神的幽囚の身から放たれていくよう… そこから繋がる生起されるわいの心象として… 霖雨の後、森は草木が繁茂し木々から発散される草いきれに包まれながら清らかな水の匂いが鼻腔から肺の奥深くまで染み込んでくるイメージを残す。 アラウラレと心の澱をさらい浄化していくように。 「それらが根拠になって由来になって意味を与えた…」 このフレーズから想起したランボーの詩の一節がある。 「お前の記憶と感覚とはまさしくお前の創造する衝動の糧となるだろう」 よく伝え得たものだと、まるでamazarashiのために用意されたようにも思えて。 冗長となりましたが自分の感じるところを語らせてもらいました。
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収容室
作詞:秋田ひろむ 作曲:秋田ひろむ
音楽を愛するということ
michel
複層的に絡まるモチーフのうちの一つと言うのがいいのかなと思いますが(解釈(意図)は一つではないのだろうという意味です)、支持してくれる(くれた)人への感謝と音楽への賛辞を感じます。
「あなたはたった一人」は、最初期にアポロジーズ、ここにいてくれたけどそれぞれの事情で今はいなくなってしまった人たち。アポロジーズでなくてもライブに来て支えてくれた彼ら。その一人一人。
「去りゆく背中に雨 ふいに別れ」はamazarashiのTシャツを着てamazarashiに背を向け去ってしまったというイメージが浮かびます。雨の情景とも重なります。
それは『ナモナキヒト』(名曲ですよね)という曲が、ライブの時に街でamazarashiのTシャツを着ている人を見かけたことからうまれた、とインタビューで言われていたような気がするので、そこからの連想があると思います。「名乗りもせずに」。私たちは名前があってないようなものですから。
これが正しいとは限らないのですが、かつての支持者にこの曲が届くといいなあと思ったりします。私(たち)も感謝しています。
「それらが孤独じゃないって 不幸じゃないって 教えてくれた
あなたはどこにいたって 響き渡って 伝わる声
尋ねたあなたは誰 問うた名前 知る由もなく」
からの流れで
ほどなく教わる あんたの名前は「音楽」
ここの意味(音楽への愛を感じます)と「音楽」の後のアレンジが好きでぐっときてしまいます。
「音楽」は、総称としての音楽であり、また、憧れ、追い求めてきた、そして聴き続けてきた先人(インタビュー他で名前を挙げているアーティスト)たちの築き上げてきた音楽へのリスペクトでもあるのでしょう。
「認めてくれたあなた 今でもまだ腐れ縁の連れ」
今ここにいるアポロジーズの私たち、アポロジーズでなくても支持してくれる全ての人たち、その個々人。
誠に勝手な解釈ではありますが、そんなふうに感じながら聴くとぐっときてしまって、優しい曲調(アレンジ全部大好きです)と相まってとても好きな曲です。
私なりの解釈
やっちん
彼とは、ひろむさん自身が抱えてきたココロの深い部分にあるもの。
あなたとは、ひろむさんが今日までに命を吹き込んで来た、数多の楽曲のこと。
ひろむさん、強いてはamazarashiの心の変化、歩みを表現した楽曲。
僭越ながら私なりの解釈です。
失礼致しました。
浄化
べこもち
自分の心という収容室での内省的なモノローグを擬人化した音楽という分身との対話を間接的な暗示において再現されている世界を描いていると。
その部屋で過ごした歳月の物語は後半に向かうにしたがって湧き上がる情感には毎度、心を揺さぶられる。
それは一定不変にも思えた密雲を貫き、ようやく現れた陽射しによって精神的幽囚の身から放たれていくよう…
そこから繋がる生起されるわいの心象として…
霖雨の後、森は草木が繁茂し木々から発散される草いきれに包まれながら清らかな水の匂いが鼻腔から肺の奥深くまで染み込んでくるイメージを残す。
アラウラレと心の澱をさらい浄化していくように。
「それらが根拠になって由来になって意味を与えた…」
このフレーズから想起したランボーの詩の一節がある。
「お前の記憶と感覚とはまさしくお前の創造する衝動の糧となるだろう」
よく伝え得たものだと、まるでamazarashiのために用意されたようにも思えて。
冗長となりましたが自分の感じるところを語らせてもらいました。
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