• 去来する懶い日々

  べこもち

  車窓から覗く街並みが虚妄と無力感に彩られ、車内では所在無さそうな人に自分の面差しを見る。電車広告の文言も空疎だ。
  
  その世界では自分だけが何時でも雑駁としていて、自分を恃みとしたいのだが捉えどころののない未来には懶いような気もして尻込みしてしまう。
  
  最寄り駅に吐き出されて、我にかえると長い長い月日を経て、リビングの定位置のソファーに沈んでいることに気付く。
  
  あぁ、人生何ほどでも無い気がしてきて、ここに至ってようやく過ぎ行く一瞬一瞬を愛でるように「生きてみてえ！」と声のかぎり歌いたい。

• 贅沢な歌

  さり

  脳みそに貼り付いて剥がれない名フレーズがこれでもかとてんこ盛りの名曲。
  この歌を聞くと、なんて出し惜しみしないんだろうと感心するやら勿体無いねと凡人は思っちゃったり。
  
  ああ天才ここにあり

• ハレルヤ

  ざき

  最初聴いたときため息が印象的な歌だと思いました。いつも聴いています。一番好きな曲です。
  刹那的だけどポップな感じの歌詞とメロディ、欲しいのは今だけのところにとても惹かれます。
  
  僕は君の代弁者じゃないと言われてしまいましたが、私はハレルヤを聴いて秋田さんに想いを吐きだしてもらっている感覚です。
  ハレルヤ大好きです。いつかライブでやってほしいです。

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